2017年良かったもの

音楽

シングル:原宿いやほい

終始ノスタルジックで冷静なメロディに乗せて、 悶々とした空気→そんじゃ踊ろうぜ→脱力系サビって流れがすばらしい。 真顔のきゃりーさまの下で踊らされる曲。 こっちは心に溢れる何かがあるのに、きゃりーさんは平淡な雰囲気で、なんかつれなさを感じるけど、めちゃくちゃ中毒になる。 退廃的な気持ちで踊りたくなる。

アルバム:Q

今まで女王蜂はあんまり好きじゃなかったけど、このアルバムは最高なんです!曲順含め!! わたしはロックバンドが作るバラードとダンスミュージックが大好物なんです。バラードなのにアツイ、ダンスなのにアツイ!っていう感じが好きなの。 これはロックバラード→ダンス→バラードという構成。 1曲目はやるせないけど諦めの悪い曲なんだけど、2曲めからはそれを忘れさせるようなハイなダンスミュージックが続いてく。アルバムの後半、タイトルでもあるQで1曲目の重い感じが帰ってくる。幼少期の曲→学生時代の曲→成人期の曲と人生の後悔のような歌詞が続くけれど、どれも諦め悪くしぶとく自分を貫いてく曲ばかりで女王蜂節が炸裂してる。

Q(初回生産限定盤)(DVD付)

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映画

ダンケルク

ただ逃げるだけというシンプルなストーリーを、時間軸の異なる3舞台で描くことで、緊張感を保たせている映画。濃密な2時間を過ごせる。 こういう無抵抗な人間に襲いかかる圧倒的な力に惹かれてしまうのは、もしかすると地震のせいかもしれない。 わたしはチェコ映画が好きだ。チェコは周辺を大国に囲まれた小国で幾度と攻められている。そんな中で自虐的な映画が育った。 日本も近隣に責められはしないものの、突如地震がやってきてたくさんの命が消えていくかもしれない怖さがある。 そういうどうしようもない怖さを突きつけてくる映画

2016年のものなのですが、見た中でならブルックリンが最高だった。 論理的な色遣いで、登場人物の状況と服の色がリンクしている。 アイルランドからアメリカに渡ったちょっと地味な(?)女の子の話。アメリカで婚約者がいるのに、地元の男の子惹かれちゃうとか、そういう女の子の打算的な面がちゃんと描かれていて好き。

ライブ

078kobe

夕暮れの公園、お酒持ちつつtofubeatsがゲキシブだった あと子どもづれのパパがセックス・ピストルズに熱を上げてる図はエモかった https://078kobe.jp

サービス

スタディサプリENGLISH

ストーリーゲームっぽく作り込まれたUIが最高。最強の英語勉強法を徹底的にゲーム感覚でさせていくUI。 https://eigosapuri.jp/

バイス

Google Home mini

Alexaも買ったけれど、使用感はGoogleの方が気持ちよかった。

弱いAIのデザイン

作者がSF映画のAIの表現指導などしてるだけあってめちゃくちゃ読みやすくて面白い。 グラフィックじゃないUIに興味ある人はぜひ!!!

ツールからエージェントへ。弱いAIのデザイン - 人工知能時代のインタフェース設計論

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  • 作者: クリストファー・ノーセル,武舎広幸,武舎るみ
  • 出版社/メーカー: ビー・エヌ・エヌ新社
  • 発売日: 2017/09/29
  • メディア: 単行本
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2015年だけど、新クリエイティブ資本論は衝撃的だった。ゼミの先生からオススメされた本。感覚的に違和感を感じていた地方から東京へ人がごっそり行ってしまう状態について、言語化されて気持ちよかった。

新 クリエイティブ資本論---才能が経済と都市の主役となる

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ファッション

HARUTAのSpock

カジュアルで歩きやすいけど、本革のツヤが程よくドレス感あって好き。スーパースターとSpockをヘビロテしてる。